コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

1000円くらいだったきがする。
2日くらいで読んだから
結構というか、かなり短い。

そもそもコンテンツとは何か?
優れたコンテンツはどのように作られるのか?
コンテンツに感動するのはなぜか?
コンテンツを作っている人は誰か?
のような問いに、一線で活躍している
クリエイターの創作活動を観察しながら、
答えていく、という体裁。

コンテンツの定義は、
面白いものがでてくるんだけれど、
映画とか、音楽とか、絵画とか、
いわゆるクリエイターの創作活動の
結果、表れるもの全般を指している。
(だから、演劇とかもコンテンツに含まれる)

この中で面白かったこと。

そもそも、人はなぜコンテンツを
作るのか→コンテンツとは、現実の模倣であり、
コンテンツを作ることが、
生存競争上、有利だったから。

すぐれたコンテンツとは、
多くの人が思い描く現実を
再現するものであり、
そういう、いわば世界の秘密みたいなものに
アプローチできるのは、
一部の天才にのみ許されることである。

という見解。

自分で言語化すると何のことやら、
というか、言葉足らず感が
すごいんだけど、ざっくり言うと
こんな感じ。

ちょうどこのあと読んだ、
欲しい、欲しい、欲しいという本に
あったんだけど
論理ではなく、
情理にアプローチする
手法が重要だよな、という思いを
あらたにした次第。

そして、情理にアプローチするには、
人間が生理的に好きなもの、
嫌いなものを把握しておく
必要があるな、と思う。

腹落ちを伴いながら、
新しい知見に出会えるのは、
良いことだよね。