PANERAI RADIOMIR BLACK SEAL を愛でる
思い切り愛でてみる。
因みに美術の
評論はいつも点数悪かった。
審美眼とそれを
表現するボキャブラリーがないんだな。
まずは、このループ。
本当に軍用なの?
という華奢な意匠。
サンドイッチ構造の
文字盤。昔は蛍光塗料の
性能がよくなく、
すぐはがれてしまったので
この機構らしい。
いまは無用な配慮だけれど、
文字盤の奥行きがあるのは
楽しげな風情。
細かい彫を
施した竜頭。
なめらかな本体との
コントラストがリズムをかえてよい。
なんか書いてて
自分が気持ち悪くなってきた、、、
大丈夫か、これ、、、
毒も喰らわば
皿までか。
ボディ全体が
膨らむような格好。
緊張感とユーモアが
両立している。
全体が曲線で構成されているのに、
シンプルに感じる造形は
この時計の最大の魅力だと思う。